お墓への納骨を自分で行ってもいいの?気になる納骨時の注意点など。
コロナの影響により家族葬を選択するケースが増えていますが、「お墓への納骨も自分で行いたい」と思ったことはありませんか?
そもそも自分で納骨室を開けて納骨を行い、お経も上げて納骨式を済ませることは可能なのでしょうか?
自分で納骨をするときの注意点などをご紹介します。
まず、ご遺族様がご納得されているのならご家族だけで納骨されても問題ないと思います。
でも1つ気を付けておかないといけないことがあります。
納骨の際に埋葬許可証(火葬許可証)を墓地の管理者に提出しないといけない法律になっていますので、事前に墓地の管理者に確認してから納骨するようにした方がよいでしょう。
墓地の管理者とは主に墓地の窓口であり、管理を任されている責任者のことです。
墓地管理者が見つからない場合は基本的にその墓地に埋葬することができないため、不明な場合はお墓のある区市町村の役場に問い合わせてみましょう。
寺院墓地の場合は、お寺の住職に確認をしてください。
自分で納骨を行うことは可能ですが、お墓の構造によっては納骨する際に重い石などで怪我を負うおそれもあるため、無理をせず石材店に依頼することをお勧めします。
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【参考文献】
第14条「許可証のない埋葬等の禁止」
墓地の管理者は、第八条の規定による埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を受理した後でなければ、埋葬又は焼骨の埋蔵をさせてはならない。