友引にお通夜はNG?執り行うならいつがいいの?
2023年9月2日
友引の前日に人が亡くなった場合、お通夜はいつ執り行えばいいのでしょうか?
これは地域によって違いがあり、火葬場の休場日の設定によります。
前提として一般的な死因の火葬は、死亡日時から24時間経過しないとできない法律になっています。
友引の日が休場日の地域では、友引の前日にお通夜は行わず友引の日にお通夜を行います。
徳島では友引の前々日にお亡くなりになった方のうち、翌日火葬時間までに24時間経過しない方は2日待って友引の日にお通夜を行います。
友引の日も火葬場が開いている地域では、友引の前日にお亡くなりになり翌日火葬を希望される方のうち、火葬時間までに24時間経過していれば友引の前日にお通夜を行い、友引の日にお葬式を行います。
その場合、棺に友引人形を入れることが多いです。
友引人形とは、友引の日にお葬式を行うと「亡くなった方が親しい人を連れて行ってしまう」という言い伝えや迷信があるので、それを避けるために友引人形を入れるそうです。
また、高知県のある地域では、友引の日にお通夜も行わないそうです。
例えば3日が友引で1日の夜にお亡くなりになった方がいらっしゃった場合、2日にお通夜を行い、3日は中日で何もせず故人様へ付き添うのみ、4日にお葬式を行うという感じです。
基本的にお通夜・お葬式の日程は『火葬場の休場日と死亡日時から24時間経過後』ということ以外は、ご遺族様のご希望で決められます。
友引の日に葬儀は避けられていますが、お通夜を行うことは基本的に問題ないようです。
しかし、参列者の中には友引にお通夜をすることを気にされる方もいるかも知れません。
遺族の希望を第一に、また参列される方への配慮も考え、日程を決定するといいですね。
投稿者プロフィール
- 吉野リバーホールは地域密着の葬儀社として、皆様の葬儀に対する不安や悲しみに寄り添って参りました。近年、少子高齢化や価値観の多様化により葬儀社に求められることは大きく変わろうとしています。吉野リバーホールでは、お客様目線を第一に考え、地味でもなく、派手でもなく「ちょうどいい」と感じていただける空間をご提供し、温かいご家族の時間をお過ごしいただきたいと心から願っております。
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